私が体験した怖い話 その3「出張先にて」

 

あれは1人で東北に出張した時のことでした。とある温泉旅館での出来事です。

いや、温泉好きなので、出来る限り1人で出張出来る様に根回しとかして現地の温泉宿に泊まるのが楽しみでした。昼間はちゃんと仕事してましたよ。

逆に役員とかに同行する場合は、むりくり日帰り出張にもっていったりもしてましたwストレス溜まりますよね?先方も偉いサンが出てくるし。お互いに偉いサンが出てくると会話がキレイごとになりがちで、実務の具体的な話し合いにはなかなか至りません。

メリットがあるとしたら昼食をご馳走になるぐらい。でもね、出張先近辺には基本的に飲食店がなかったりもするので、ラーメンとかだったり。

そんなもん、自分の小遣いで食えるやんwあほー

 

さて、1日目のメーカーさん回りも終わり、旅館に向かいました。

その地域では比較的新しいようでHPの写真もそうではなかったのですが、実際に着いてみると、古さを感じさせました。部屋に案内されると、直感的に

「やば?」

とは感じたのですが、ま、いっかとやっぱり気にしません。

日本酒を呑みながら夕食を済ませ温泉に浸かり、部屋の冷蔵庫にあった日本酒1本とワイン2本を呑み、ゴロゴロしていたら眠くなったので、早々(10時くらい?)には寝てしまいました。

 

かりかりかりかりかりかり・・・・

 

物音がして目が覚めました。音がする左側を薄目で見たとたん。

 

ガバー

 

何かが覆いかぶさって来ました。

 

「!?」

 

あれま、動けません。うーん金縛り?

とりあえず、どんな人(モノ)か分からないので聞いてみることにしました。

「あなたはどちらさまですか?」

「・・・」

とりあえず重いので押し返してみることにしました。

「あなたはどちらさま?」

「・・・」

両手は動かせないのに、両手でぐいぐい押し返してみます。不思議な感覚ですが肉体ではない両手で押し返します。

しばらくすると、フッと軽くなり、子犬ぐらいの四足が、胸の上から顔をふんづけながら歩いていきました。

「犬?」

犬は大好きなので良しとしました。

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実はそのあとが問題だったのです。電気点けると深夜2時、定番中の定番ですね。

とにかく寒い

ガタガタ震えがきます。

 

「ここはもう一度温泉だ!」

とタオルを掴んで浴場に向かうと「深夜0時から翌朝6時まではご利用いただけません」との張り紙が!!

がびーーーん!!!

部屋に帰って布団にくるまっても兎に角寒い!当然寝れそうもありません。

しかたなく呑み直そうと考えましたが、部屋の冷蔵庫のお酒は呑み切ってありません。

売店も当然やってません。自販機はありましたがビールのみ。

自分はビール飲むと、ほとんどアレルギーのような症状が出るので飲めないんです。

しかたなく、布団のなかでガタガタ震えながら朝を迎えることにしました。